モンスターハンターライズ フィールド状況別のクエスト当選率と規定カムラポイントの傾向

Lモンスターハンターライズ

フィールド状況別のクエスト当選率と
規定カムラポイントの傾向Loading

目次

結論

ホールでの実戦データを集計したところ、以下のような結論となりました。

  • 液晶情報と推定クエスト当選率から周期狙いが可能
  • クエストフィールドの並びと現在のカムラポイントによってボーダーが変わる
  • 例:現在3周期の前回フィールドが青だった場合、280P~打てそう

本記事ではその結論に至った理由を述べていきます。


クエスト成功率の目安

まず、実際にゼンツしたデータから算出したクエスト成功率がこちら

check算出条件

  • 設定変更から初当り3回分除外、上位(CZ)後、マガイマガドモード濃厚区間、クエスト以外の当選を除外
  • ※マガイマガドモード濃厚区間の定義
  • マガイマガドモード濃厚演出が出た個所 単発3連以上後で初当り紫7が出現した個所 上記2つを起点に初当り紫7が連続している箇所
  • ※クエスト以外の当選の定義
  • だるま落とし当選 ライズゾーン20連当選 ゲーム数天井当選 狩猟パート時に強レア役成立 狩猟パート時に弱レア役成立且つサイドランプ虹出現


上位後やマガイマガドモード濃厚時のサンプルも入れるとクエスト成功率がメーカーの触れ込みである36%になったので
データ自体はフラットな低設定の機種性能に近いと思われます。

ここからクエストステージの並びを考慮した場合にクエスト成功率にどういった変化が見られるのかを考察します。

まずクエストテーブル考察するうえで必要な解析情報がこちら

(クエストテーブル別のクエスト成功期待度)

(クエストフィールド選択率)

解析情報からクエストステージの並びを見ると、概ね現在のクエストのモードが推測できる仕様になってます。
これらの前提を踏まえたうえで、実戦上の2周期目以降のステージ並び別での当該クエストの成功率がどうなるかを見ていきます。

1周期目の特徴

前回区間状況不問 当選率 39.8%

1周期目の当選率は、前回状況とATの示唆状況によって当選率が大きく前後します。

・示唆があった場合

・前回が天国準備だった場合

・前回が天国だった場合

・それ以外

前回天国準備の場合は、少なくとも7割程度

前回天国の場合は4割程度

それ以外の場合は3割程度の当選率になっています。

2周期目の特徴

前回クエストフィールドが青、緑の場合、当選率は20%強と全体的に辛い区間となっています。

全体を通して言えることでもありますが、赤でハズレの周期がある場合は天国準備期待度が大きく上がることから、その区間と次回周期もフォローするような打ち方になるとは思います。

3周期目の特徴

フィールドの並びによって大きく当選率が変わります。
特に2周期目が青だった場合の当選率が14/26と50%を超えているのが特徴。
逆に1周期目青、2周期目緑だった場合は大きく当選率が下がり、フィールド(モード)による周期当選率の差がはっきり見える周期になります。

4周期目の特徴


こちらも前回周期緑の後は辛いです。
また、前回周期青の場合でも1周期目が緑かどうかで当選率に差が見られます。
青緑青の並びで当選率が高くならないのが違和感はあるものの、
解析から考えて、モードAと準備の性能差なのではないかと推測しています。

5周期目の特徴

分岐が多すぎたので、奇数周期or偶数周期のみ緑が出たかどうかでまとめています。
偶数周期のみ緑出現時は辛そうなので打ち出しの際には意識すべき要素になります。

6周期目の特徴

こちらも参考までに。

サンプルを比べてみると6周期に突入している時点でモードAの比率が大幅に上がるように感じます。
また、6周期からは天井を狙う動きになりそうです。

フィールドの並びによって、今のクエストがどれくらい当選に期待できるのかの雰囲気わかると思います。

ホールに立ち寄って前回区間情報が全く分からない状況と仮定した場合に、
サンプル数的にも実用性的にも推せる箇所としては、3周期目狙いに関しては結構良さそうに感じます。


規定カムラポイントの傾向について

続いて、クエスト到達までに必要な規定カムラポイントの特徴をまとめてみます。

まず全状態合算での規定カムラポイントの特徴がこちら

check算出条件

  • 設定変更後、上位(CZ)後のサンプルを除外

ここから前々回前回規定別で4つに分けてみます。

前々回不問、前回規定100後の特徴

カムラポイント推定D後の傾向になります。

平均ptは344.4。

前々回不問、前回規定300,500後の特徴

カムラポイント推定B後の傾向になります。
B後の場合は、その他パターンに比べて300、500の当選率が上がる傾向にあり、同モードをループしやすい傾向にあります。

平均ptは366.0。

前々回規定300,500、前回規定200,400,600後の特徴

カムラポイント推定C後の傾向になります。

実戦上は、推定C後はすべて次回規定が100になっていることからDへの移行率は他のモードの比べて極端に高い傾向にあります。

平均ptは100.0。

前々回規定100、前回規定200,400,600後の特徴

カムラポイント推定Aの割合が高い区間後の傾向になります。

平均ptは404.5。

カムラポイントの特徴としては、

推定C後はDにほぼ移行する

・推定B後は300,500で当選しやすくなる

・基本的にptは大きいほど有利

という傾向です。

平均ptを見るにC後かそれ以外かで考えるのがよさそうに感じます。

また、こちらも実戦上の傾向にはなりますが、上位(CZ)後の規定カムラポイントは5/5で100が選択されています。


クエスト到達までの目安

次に実際にクエスト突入させるためには、どれくらいの消化ゲーム数を要するのかを考えてみます。

液晶pt別のクエスト突入までに消化するゲーム数の比較

check算出条件

  • 設定変更後、上位(CZ)後のサンプルを除外
  • 規定を踏んでいた場合のサンプルを除外
  • クエスト以外の当選時の区間を除外
  • 前回ATorクエスト終了時からクエスト突入までをサンプル区間とする


100刻みでも液晶ptの大きさに比例して使うゲーム数が短くなる傾向にありますが、ここから細分化をしてみようと思います。

100以内の場合
50を超えるか超えないかで若干初当りが変わります。

100~200の場合
現状のサンプルでは、どこを分けてもそこまで差が出ないと言えます。
そもそも200は最も当選率が低いので、それが影響していると言えそうです。

200~300の場合
サンプル数が少ないものの、300自体の当選率が高いため液晶が進むほど当りが軽くなる傾向が大きいです。

300~400の場合

こちらも直近ゾーンの影響で差がそうな傾向です。

400以上の場合は、サンプル数的に細分化してませんが、ゾーン当選率から考えても200と300と同じ傾向になると思われるので、できるだけ後半2桁が大きいほうが有利になるということは頭に入れておきましょう。

ライズゾーンのストック状況の比較

カムラポイント自体は、ライズゾーンの出来具合によって進み方に幅があるのでそれを考慮して実際に何ゲーム消化することでクエストに到達できるかも考えてみます。

状況別の平均ゲーム数
状況 平均ゲーム数 サンプル数
周期開始からクエスト到達まで 110.2 64461
ライズゾーンストックなし時の周期開始からクエスト到達まで 140.7 50947
ライズゾーンストックあり時の周期開始からクエスト到達まで 95.6 6406
周期開始時にすでに規定に到達していた場合 11.08 1330
クエスト消化ゲーム 18.4 1145

check算出条件

  • ※ライズゾーンストックの定義
  • 周期開始から10ゲーム以内のライズゾーン突入且つ周期開始以前に当選契機が存在する場合
  • ※規定踏み後の定義
  • 周期開始時の液晶ptが当該クエスト突入時の規定ptを上回っている場合

周期到達までに使うゲーム数は、ライズゾーンのストックの有無でクエスト突入までにかかるゲーム数が大きく変わります。不問で考えると約45ゲームの差になるので注意が必要です。

ライズゾーン終了後や周期開始時のストック確認自体は、実戦上ほぼ2ゲーム以内でレア役なしでも前兆演出が発生するかどうかで見抜けるでの周期開始直後の挙動には注目です。

既に規定を踏んでいる場合やライズゾーンをストックがある場合は、状況にかかわらず打ち、ライズゾーンのストックがなくなった時点の液晶ptで押し引き判断するのが立ち回り上いいと思われます。


周期ごとの液晶ptボーダー設定

まず状況別の初当り確率の表がこちら

check算出条件

  • クエスト当選率と液晶カムラポイントは実戦値を使用
  • クエスト消化ゲーム数は18.4G固定
  • 天国期待度は、解析の期待度=クエスト当選率で算出



これらを使って実際にクエスト到達までにかかるゲーム数とそのクエストの当選率を加味して、期待値表で見た際の初当り確率1/233(105.1%)を上回るラインをボーダーとして設定してみます。

前提としてライズゾーンのストックがなく、規定をすでに踏んでいない場面と仮定して設定しています。

また、周期が進むのと比例して実ゲームも進む仕様なので、実ゲームが700以上あるなどの場合は液晶のボーダーにかかわらず不問で打つ立ち回りになります。

1周期を狙う場合

・前回区間情報なしの場合

液晶380pt~

・天国期待度50%確認

前回pt不明 液晶280pt~

前回100の場合 液晶260pt~
前回200,400,600の場合 液晶280pt~
前回300,500の場合 液晶230pt~
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以内 不問→液晶100ゾーン抜けでやめ
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以降 液晶280pt~

・天国期待度80%確認もしくは天国準備後濃厚時

どの状況でも打てる

・天国濃厚時

どの状況でも打てる

・天国後

液晶350pt~

・推定AB後

液晶550pt~

1周期自体の当選率は、不問だと約40%程度の当選率になってますが、示唆状況次第で大きく当選率が変わるため、注意が必要です。
やめ時の際にかかわる場面が多くなると思うので、その際こちらを参考に押し引きしてみてください。

2周期を狙う場合

・状況不問

液晶550pt~


一律でクエスト当選率がそこまで高くない区間になるので、液晶500ptでも打つには厳しいラインとなり、550pt以上は必要だと考えられます。
カムラポイントのモードの推移が確認できていて、今回がモードC後である状況が濃厚だった場合は、50ptあれば100ゾーンまで見るということは可能だと思います。

3周期を狙う場合

・前回フィールドが青

前回100の場合 液晶260pt~
前回200,400,600の場合 液晶280pt~
前回300,500の場合 液晶230pt~
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以内 不問→液晶100ゾーン抜けでやめ
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以以降 液晶280pt~

・前回フィールドが緑

狙えない

3周期を狙う場合は、すでにクエストフィールドが2回分見れていることが前提になるのでそちらの状況で打ち出しボーダーが大きく変わります。

4周期を狙う場合

・前回フィールドが青

液晶480pt~

・前回フィールドが緑

狙えない

・緑緑青の場合

前回100の場合 液晶260pt~
前回200,400,600の場合 液晶280pt~
前回300,500の場合 液晶230pt~
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以内 不問→液晶100ゾーン抜けでやめ
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以以降 液晶280pt~

こちらも天国準備の期待度がそれなりに高い場合にはボーダーを下げることが可能で、それ以外の場合も前回ステージの色で打ちてるかどうかが変わりそうです。

5周期目を狙う場合

・奇数周期のみ緑 

前回100の場合 液晶260pt~
前回200,400,600の場合 液晶280pt~
前回300,500の場合 液晶230pt~
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以内 不問→液晶100ゾーン抜けでやめ
前々回300,500,前回200,400,600且つ100pt以以降 液晶280pt~

・偶数周期のみ緑

狙えない

・それ以外

液晶480pt~

こちらもモードBが期待できる場合には、ボーダーを下げて打つことができそうです。
逆にAの期待度が高いと思われる場面では狙えない、という立ち回りになりそうです。

6周期以降を狙う場合

状況不問

液晶0~

周期を狙う際の打ち出しのボーダーに関しては以上になります。


やめ時について

やめ時については、狙った周期を消化し終わった後に、上にある打ち出しのボーダーの対象でない場合はやめ

という打ち方で問題なさそうです。

この台をクエストモード軸とカムラポイント軸で立ち回ろうと思った場合には、

・今目指しているクエストがどれくらいで当たるのか

・クエスト到達までどれくらいかかるのか

という2点で押し引きします。

今回のボーダー設定に関しては、クエストからの初当り以外の要素は考慮せず設定してあるので、立ち回る際には他要素での期待値底上げ要因もあることは頭に入れておきましょう。

・だるま落としの座布団状況

・マガイマガドモードの状況

・差枚状況

・閉店考慮

など、複数の抽選がかかわってくるので打ち出す際とやめるときにそれぞれの軸で打ち出し条件に該当しないかどうかも確認を忘れずに。

稼働条件

カスタムが入ると思われるホール、且つトロフィー出現なしのデータから抽出
設定変更後から打ち出し (カムラポイントのサンプル等、一部変更後以外のサンプルも含む)

実戦ゲーム数
113475

差枚
-6074

出玉率
98.2%

1回あたりの実戦ゲーム数
5158回転

やめどきの設定(※サンプル収集用のルールであり、以下の通りの立ち回りを推奨するものではありません)
実戦開始から閉店5時間前までは不問で続行
閉店5時間前以降で以下の条件を参照し、合計10点以下になったらやめ

1.クエストモード 
・天国確定状況 16点
・溶岩洞ハズレ周期確認後 14点
・前回推定準備と判断できる場合 12点
・3回前から天国移行なし 10点
・1周期以内のクエスト以外当選 8点
・奇数周期寒冷群島外れ後から天国否定当てをした後 8点
・奇数周期寒冷島郡ハズレ後 5点
・2回前から天国移行なし 5点
・それ以外 0

2.カムラポイント
・ライズゾーンストックあり 16点
・前回C 10点
・前回B 2点
・それ以外 0

3.座布団
・4枚且つ十以下、5枚目 14点
・規定まで五以下 10点
・4枚目 5点
・3枚目 0

4.差枚
・1500枚以上 12点
・1350枚以上 11点
(150枚ごとに-1点)

5.単発連
・前回マガイマガド濃厚 14点
・5連単以上 13点
・4連単 12点
・3連単 10点
・2連単以下 0

6.閉店までの時間(ここだけ減算方式)
・4時間以上 0
・4時間以下3時間30分以上 -1
・3時間30分間以下3時間以上 -2
(以降30分で-1ずつカウントする)

今回は以上です。

ありがとうございました。

ペカマス

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